• 京町家net ホーム
  • サイトマップ
  • アクセス・お問い合わせ
はじめに京町家再生研究会京町家作事組京町家友の会京町家情報センター

過去の記事
発行日:平成22年9月13日(月)

工事完成後の入居予定者 京町家作事組との賃貸契約を締結しました

平成二十二年八月二十日午後7時より(株)長谷川繪雅堂教室にて

 京町家作事組より理事長・梶山氏、内田氏、当町より森村、中塚、杉本、沢田、井上、長谷川の計8名の立会いの下、無事契約締結しました。但し契約文書中、特約事項の「契約解除」についての項目が少し問題になりましたが、不測の事態には両者が誠意を持って望むという紳士協定を全員で確認して終了しました。

地蔵盆を行いました


平成二十二年八月二十二日(日)晴 11時より



地蔵盆の様子
 今年の釜座町地蔵盆は町家工事のため、西隣の岸本様のお店をお借りして行いました。
 随分と若返った(?)役員達が、もうすっかり慣れた手つきでお地蔵様の飾り台を作りました。京町家作事組の大下さんに作ってもらった木枠のお陰でお地蔵様を安定して設置する事が出来ました。
 法要には子供5人と大人30人ほどが参列し、数珠回しでは大人も子供も数珠の結び目が来るたび頭を下げて神妙に拝んでいました。供養の後は子供達にはおやつ券を大人たちは東山の料亭・りょうぜんで懇親会をして、その後全員でお地蔵様のあと片付けを行いました。

町家完成披露パーティの打ち合わせ

平成二十二年九月三日(金)1時より 文博にて


 完成後の披露パーティについて、WMFの稲垣代表、町セン2名、再生研の小島さん、 文化博物館の南学芸員、長谷川との6名で文化博物館で開催する釜座町町家再生プロジェクトのパネル展示とレセプションについての打ち合わせを行いました。
 展示については旧館の大会場でレセプションについては旧館2階の会議場で行う事が決まり、100名ほどになるレセプション内容については次回となりました。

一般社団法人 京町家作事組からのご案内

工事の進捗報告


力強い補強梁

折れた梁を継いだ
 改修工事は順調に進み、構造補強、壁下地をほぼ終え、内装などの造作に取りかかっているところです。歪みが大きく、折れ曲がっていた2階の広間の床梁は、折れた部分を入れ替え、吹き抜けの部分に下から補強梁を入れています。柱も添えていますので、これで梁が下がることはありません。大黒柱にかかる梁の下にも補強梁を添えています。電気の配線、設備の配管なども順調に進んでいます。
また、裏のトイレや倉庫、資料室などもこれから内部の造作など、仕上げにかかるところです。

道路に面する虫籠窓の下地
道路に面する表の壁は虫籠窓の骨組みが出来ました。虫籠窓は漆喰で仕上げます。漆喰の色は、町内のプロジェクトチームの皆さんともご相談し、うすい黄色(うすいベージュ)で仕上げることとなりました。

漆喰の色見本

今後の予定

○ 工事の予定
9月: 内部の下地、外部の下地、主要な造作、設備配管、その他
10月: 内部の仕上げ、外部の仕上げ、瓦、塗装、建具、畳、設備機器取付、庭園

見学会
日 時: 10月3日(日)10:30-12:00
参加者: 京町家友の会、京町家情報センター、京町家再生研究会

○ 三和土づくり体験会
三和土(たたき)は、土間の土を叩いてかためる伝統的な仕上げです。
子供からお年寄りまでご参加頂けます。
日 時: 10月23日(土) 10:00-12:00、13:00-15:00
参加者: 釜座町およびご近所の皆様、京町家棟梁塾

釜座町町家再生プロジェクトは、
ワールドモニュメント財団 (WMF)の助成を受けています。