◎1月の報告
◎2月の予定
[京町家作事組 新事務局御披露目]
[釜座町町家活用プロジェクト] ○京町家塾Aコース第1回 町家の歴史 高橋康夫先生(花園大学) 1月22日(土)13:30〜15:00 参加33名 京町家塾Aコースが始まりました。第1回目は塾長の高橋康夫先生(花園大学教授)から町家の歴史についてお話頂きました。会場となった2階の座敷に入りきれず、縁側や中の間にまで参加者があふれる盛況となりました。内容は平安京の条坊制、平安中期〜後期の町並みの変遷、町家の発生、変化、鎌倉〜室町〜江戸〜明治まで、町家の歴史について多くの図版資料を見せていただきながらわかりやすく解説頂きました。講義終了後の質疑応答も活発に行われ、終わったあとも、熱心な塾生が先生の机を囲んでお話が尽きませんでした。 ○各地からの視察 釜座町町家を拠点とする京町家ネットの活動の視察に、相次いで2団体がお出でになりました。1月28日(金)は長崎市平戸市大島神浦で町家再生に取り組んでいる「あづち大島たからもんの会」の皆様5名、29日(土)には金沢から「いしかわ21世紀住まいづくり協議会」の皆様48名をお迎えしまして、作事組の活動をご紹介し、釜座町町家の再生の記録映像を熱心に御覧頂きました。お互いの活動を学びあい、刺激しあうことで、日本各地で町家や民家の再生が活発に行われつつあることが実感されました。 [作事組全国協議会 総会] (詳細はこちら、ご案内はこちら[PDF]) 3月5日(土)・6日(日)の両日、福岡県八女福島にて作事組全国協議会(作全協)の総会が開催されます。作全協は全国各地で町家や民家の保全、再生、技術継承などの実務に取り組む団体が参加し、情報交換や技術交流、伝統構法の法的適合化などに連帯して取り組むために設立されました。総会とあわせて行われるシンポジウムでは、「伝統的な建造物の保存継承と地域の建築文化」をテーマとし、各地域の町家保全・再生技術の現状を共有し、地域で行うべきこと、全国の連携が必要なことなどについて話し合う予定です。 [レクチャーのご案内] 伝統構法を学ぶ 第3回 (詳細はこちら) 標 題:耐震要素としての土壁 日 時:2011年2月12日(土)14:00〜17:00ごろ 講 師:後藤正美 先生(金沢工業大学教授) 会 場:学芸出版社3階ホール(地図) 会 費:1,000円 *懇親会はありません 定 員:50名程度 主 催:連続レクチャー「伝統構法を学ぶ」実行委員会 共 催:京町家再生研究会 後 援:京町家ネット、学芸出版社 [京町家なんでも相談のご案内] 京町家ネットによる「町家なんでも相談」を釜座町町家1階で受け付けております。 町家再生のことなら何でもご相談をお聞きします。 午前10時から午後4時まで、ご予約もお受けしています。 いつでもお気軽に足をお運び下さい。 受付当番は以下のとおりです。
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