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京町家作事組
第45号(2011年6月)

◎5月の報告

11日(水) 棟梁塾 座学 3「町家再生の創意と工夫1」
13日(金) 理事会
15日(日)
棟梁塾 実習 2「庭と近代数寄屋見学」
18日(水) 棟梁塾 座学 4「町家の納まりから矩計へ2」
21日(土) 京町家塾Cコース「町家を楽しむ 編鐘コンサート」
27日(金) 理事会
28日(土) 京町家塾Aコース第3回「町家の意匠、空間」

◎6月の予定

1日(水) 棟梁塾 座学5「町家再生の創意と工夫2」
3日(金)-
5日(日)
SDC町家改修コンペ展
5日(日)
棟梁塾 実習3「改修現場見学」
10日(金) 理事会
15日(水) 棟梁塾 座学6「洗い・塗装」
18日(土) 京町家塾Bコース「木舞掻き」
24日(金) 理事会
26日(日) 釜座町町家 大掃除 / 改修現場見学会

[建築学会賞の授賞式に参加して]

建築学会賞 授賞式
 5月30日、建築学会賞の授賞式に荒木副理事長と梶山が参加した。授賞式は学会の事業の中でも最大イベントのようで、年次総会と合わせて開催される。総会が開催されている1時間の間を、学者、旧知の建築家、子弟のサロンと化した喫茶で過ごし、授賞式に臨んだ。授賞式は2時間の長丁場で、ひとつひとつの受賞対象について各選考委員長が選定理由を説明され、スライドで成果を紹介したうえで賞状を授与するという、丁寧かつ厳かな雰囲気のなかで粛々と進められた。
 建築学会は明治19年に造家学会としてスタートして今年で125周年になる。世を挙げての近代化のなかで、建築アカデミズムの頂点として近代化を推進してきた。伝統木造技術と職人の復権を唱える作事組とは対極にある。近代化が曲がり角を迎え、学会の存在意義を模索するなかでの、作事組の受賞と考える。当然、学会長には伝統木造の復権のための協働を要請した次第である。

(代表理事 梶山秀一郎)

[SDC町家改修コンペ展の開催]

コンペ展 プレゼンテーションの様子


コンペ展 展示風景
 6月3日から5日まで、釜座町町家にて「町家改修コンペ展」を開催させていただきました。開催中はたくさんの方にご来場いただきましたことを御礼申し上げます。
 スペースデザインカレッジは、学校全体で京町家友の会の活動に参加し、毎週金曜日には釜座町町家で授業をさせていただいています。町家で授業を受けて空間を肌で感じることや、改修コンペを通して京都の歴史や町家の今後の活用について研究する機会は、インテリアデザインや建築設計の仕事を目指す学生たちにとって、大変貴重な経験となっています。学生達は卒業後、様々な場所で空間創造の仕事に就いていきますが、京都のこの町家で感じたこと、考えたことを大切に、ものづくりをしていって欲しい、そう願いながら毎年卒業生を送り出しています。

(スペースデザインカレッジ 渡邉佳織)

工事実績: 166件
相談件数: 435件
('99年〜'11年5月31日現在累計)