◎11月の報告
◎12月の予定
12月28日(金)から1月7日(月)迄、事務局は年末年始のお休みをいただきます。 [掘り出し物市を開催します! 2013年1月26日(土)、27日(日)] 京町家ネット関連のお宅から提供された着物、和小物、洋服、陶器、雑貨等々が格安で手に入り毎回好評の掘り出し物市、今回は初めて釜座町町家を会場にして開催します。 年末の大掃除で出てきた家中のご不要なものがありましたら、ぜひご提供ください。 (事務局までご連絡ください。) なお、収益は2013年度“楽町楽家”の開催資金に充てさせていただきます。
11月17日(土)と18日(日)の2日間、京町家再生研究会20周年記念行事が開催されました。 1日目、京都芸術センターで開かれたフォーラムでは、再生研のこれまでの歩みと今後の課題について、パネルディスカッションが行われました。 2日目は「町家再生大茶会」と銘打ち、5つの会場で茶会や展示が行われました。吉田家では、ご当主が世界各地で収集された貴重な陶器や布を用いた見立ての茶会が開かれました。いつもながら吉田氏のお話はとても面白く、席ごとに毎回違う内容だったとか(!)。小島家は煎茶席となり、若手作家さんによる漆の作品も展示されました。釜座茶道部のお茶会デビューとなった釜座町町家にも、多くの方々が立ち寄られました。始まるまでは不安げな茶道部の面々でしたが、連携プレーで(長時間の正座に悶えながらも)無事に務めることができました。和やかな席で楽しかった、との声が多く聞かれたとか。お越しくださった皆様、本当にありがとうございました。 (事務局 常吉裕子)
[第3回 作事組全国協議会・金沢大会 −総会及び技術交流会―]
今回も全国から84名が参加し、金沢での実践、取り組みの事例報告を中心に意見交換を行い、その後の分科会では大工、左官、畳など、各職ごとに技術交流会を開催し、地域ごとの手法の違いや共通点などを現物を見ながら話し合いました。また、伝統木造建築の構造特性について、金沢の町家と京都の町家の調査報告をもとに、構造技術者からみた伝統構法の優れた点や解析の難しさなどが話し合われました。初日の夕方には懇親会が開催され、議論の尽きない賑やかな交流が行われました。翌25日には各分科会の報告や総括が行われ、次回(再来年)開催予定の京都宮津を拠点とする「天橋作事組」から挨拶がありました。午後からは町家の改修現場の見学会があり、金沢での真摯な取り組みに実地に触れることができ、参加者の夫々の地元での活動にむけて励みを得る事ができました
(設計担当理事 内田康博)
釜座町町家の庭に、つわぶきの花が咲きました。庭ができた翌年には花をつけなかったのですが、今年は可愛らしい姿を見せてくれました。植物は移植後1,2年は結実しない事がよくあります。新しい土地に根を張るのに時間が必要なのでしょう。つわぶきは花も葉も楽しめるうえ、ひと月近く咲き続けてくれるので、庭のポイントとしておすすめです。 (事務局 常吉裕子)
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