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京町家作事組
第106号(2016年7月)

◎6月の報告

1日(水) 棟梁塾 座学12「京町家の決まりごと3」
4日(土) 公開シンポジウム 京町家新条例に向けて
―町家をこれ以上壊さないために―
5日(日) 情報センター企画「住みたい町家を探しに行こう」
6日(月) 大阪インターナショナルスクールアートフェアに参加
10日(金) 理事会
12日(日) 棟梁塾実習8「洗い・塗装」
19日(日) 棟梁塾実習9「板金」
24日(金) 理事会

◎7月の予定

5日(火) 「京都市歴史的建築物の保存及び活用に関する条例」についての説明会
6日(土) 棟梁塾 座学13「祇園祭 山鉾の構造」
8日(金) 理事会
10日(日) 棟梁塾実習10「祇園祭鉾建て見学」
20日(水) 棟梁塾座学14「庭木、花、根占から作庭へ」


[住みたい町家を探しに行こう]

 情報センター企画の「住みたい町家を探しに行こう」のイベントで、下京の5軒長屋を約30数名の町家を求める人たちが訪問しました。既に住み手が決まっている中央3軒を除き、第1棟と第5棟を開放し、昭和14年の正面腰タイル貼り、間口狭小ながら階高の高い1列3室2階2室の長屋生活を想像して貰える見学会ができました。情報センターの城さんと担当の丸吉住宅 岩本さんにお世話になりました。
京町家作事組理事長 木下龍一

[大阪インターナショナルスクールアートフェア参加]

大阪茨木関西学院千里国際学校で、今年9月世界考古学会議に際して京都で行う「京町家の土壁ワークショップ」のプレゼンテーションを生徒たちに行うため、さくあんの萩野親方、岡崎礼奈さんと木下3名が出前訪問致しました。コテとどろ団子に興味津々の小学生から、日本の伝統的家屋に興味のある中学生の女の子達、体格の大きい高校生たちと様々な国籍の親たちが京町家の英語パネルや冊子、土壁の色見本と左官道具をながめて不思議な関心を寄せてくれました。子供たちが興味をもったのは色見本の土団子、皆そろって手にとり、丸めて触感を楽しんでいました。8月28日〜9月2日の建仁寺両足院での土壁展示と9月3日、4日に立誠小学校で行う作事組のワークショップにこの子供たちがどれだけ参加してくれるのか楽しみです。美術担当のジェニファー先生と安芸さんと考古学担当のピーター・マシュー先生がこの珍しい出前プレゼンをとても喜んでくれました。
京町家作事組理事長 木下龍一

[世界考古学会議 京都大会で町家の土壁をアピールします]
○建仁寺塔頭 両足院
展覧会「Garden of Fragments」
8/27(土)13時〜9/3(土)13時
開廊時間:10時〜17時

○元・立誠小学校
「子どもと学ぶ 町家の土壁ワークショップ」
9/3(土)、4(日)11時〜14時

大会期間中、様々な企画が予定されています。
詳細はこちらをご覧ください。http://wac8.org
工事実績: 233件
相談件数: 624件
('99年〜'16年6月30日現在累計)