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京町家作事組



◎第二期京町家棟梁塾たより 18


■12月2日(水)座学15「数寄屋、茶室、伴侍、中門」
 講師:荒木正亘氏

■12月16日(水)座学16「堂宮」

 講師:荒木正亘氏

■12月20日(日)実習7「いけばな」

 講師:小西いく子氏

■12月27日(日)特別実習「木舞掻き」

 講師:荒木正亘氏

  今月の2度の座学は荒木塾長から「数寄屋、茶室」「堂宮」について講義頂きました。それぞれ独自の建築様式や構法、細部意匠をもつ分野ですが、伝統工法の範疇として町家と通じるところがあります。町家の改修にあたるうえで、幅広い知識をもって取り組むことも大切なことを再認識させられました。
  実習では「いけばな」を学びました。花見小路の楽空間「祇をん小西」にお邪魔し、小西いく子先生から手ほどき頂きました。いけばなの初歩の初歩についてのお話でしたが、花を生けることでひとつの宇宙をつくること、その世界観の広さと楽しさを学びました。
  27日には改修工事中の現場にて「木舞掻き」を行いました。土壁の下地として柱と柱の間に竹を縦横に組んで、縄で編みつけていくのですが、土壁造りの家が減り、職人の数も減るなか、縄の扱い方などについて塾生同士互いに教えあい、技能の定着に励みました。