5月掘り出し物市報告 掘り出し物市 日時 平成27年5月23日(土)、24日(日) 場所 釜座町町家 恒例となった掘り出し物市。多くの方々のご協力のもと、今回も大繁盛のうちに終了しました。前回から会員さん等、ご協力を頂いた方々への内覧会をまず開き、その後一般公開するという方式にしました。今回もありとあらゆるものが集まり、びっくりするやらおもしろいやら。さすが掘り出し物市でした。 開催が新聞で告知されると、かならずお電話があります。「私のところにも古いものがあるのですが…」多くはお年を召したご婦人からです。最近は断捨離が当たり前になり、いろんなものを置いておくことがなんだかちょっと後ろめたいことになっています。でも「もったいない」というのは日本人、特に京都人の美徳。古いものが大切にしまわれていることは良いことだったはずです。でももう自分のところでは使えなくなってしまったので、どなたかに使ってもらいたい。それが掘り出し物市のメインテーマ。あつまってきたものたちはこのお気持ちがつまっているので、粗末にしたらばちがあたります。次で大切に使っていただけるように「後継者」を見つけるのも私たちの役目だと思うのですが。あれやこれ、いろんな人がこられます。ときどき腹を立てたり、納得したり、売り手の方も良い勉強をさせていただいています。 開催中も終わってからも「次はいつですか?」というお問い合わせがあります。当分はやめられないかなあと覚悟をしています。 いろんな出会いがあり、町家のご相談も飛び込んできます。たんなる「市」ではなく「出会いの市」だと感じていますので、これが続けられるおおきな原動力かもしれません。 次は「冬期 掘り出し物市」、乞うご期待。 |
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