第19回例会報告 日 時 ： 平成１６年 ３月 ６日（土） 午後１時３０分 〜 ３時３０分 場 所 ： 大井邸（子どもと川とまちのフォーラム） 【例会次第】 大井邸（子どもと川とまちのフォーラム）へ来られた方から、順次通り庭の階段を使って二階へ上っていただき、畳の間に座っていただきました。定時になったところで、やむをえず欠席されることになった松村会長に代わり、小島事務局長より例会開始の挨拶と例会進行予定を説明していただきました。 １時４５分より、大井邸の改修にあたった「京町家作事組」の梶山理事長より、大井邸改修のいきさつと経緯や、建物としての特徴などについてお話いただきました。このあと１５分ほどの休憩をとって、各自自由に、今聞いたお話を基に大井邸の見学としました。 ２時３０分よりは、大井市郎氏に、ご自身が５年間かけて解読されたという「町議録」の中に書いてあることについて、細かくご説明いただきました。文政・天保の時代における越後突抜町の年寄（町会長）であった人物が事細かに記録されたその内容は、町内における年中行事（お正月の初寄り・地蔵盆・宗門治めなど）についてや、当時流行りのおかげまいりのこと、また、町内に売り家が出たときのことや、捨て子があったときの対処の仕方など、興味のつきないお話ばかりでした。
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