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京町家友の会


「京町家友の会」第37回例会報告
日 時 : 平成20年8月 30日(土)、31日(日)
      午後4時30分〜
場 所 : 「鳥彌三」 京都市下京区木屋町通四条下る
会 費 : 10,500円
出席者数: 両日各20名(延べ40名) 

例会次第
今回は京町家友の会の例会では初めての試みとして、2日に分けての集まりとしました。

 1日目は、定刻より二階お座敷にて、まずは京町家友の会・松村会長よりご挨拶。次に小島事務局長が用意された学芸出版社刊の書籍よりコピーした「鳥彌三」ファサードの格子図と説明資料を配布。小島氏より簡単にご説明いただきました。その後、八代目御当主の浅見泰正様から「鳥彌三」の歴史、鳥料理のこと、木屋町通の様子の変遷など、非常に興味深いお話を約30分ほど伺った後、浅見氏のご案内で二階のお部屋を拝見して廻りました。5時30分の段階で、あいにくの空模様でしたので、当初予定の床での食事は断念し、会食会場は鴨川に面したお部屋にご準備いただきました。ビールで乾杯の後は懐石料理を食しながら、会員の皆様に簡単な自己紹介をお願いし、和気あいあいとした雰囲気の中、午後8時30分まで結果4時間の会となりました。

「鳥彌三」浅見氏のお話
「鳥彌三」浅見氏のお話
お部屋見学
お部屋見学
お部屋見学
お部屋見学
部屋からの眺め
1日目:部屋からの眺め
会食風景
1日目:会食風景
会食後の会長お話
1日目:会食後の会長お話

 2日目は、まずは店先でファサード格子資料をお渡しして簡単に説明の後、入店いただきました。その後は1日目とほぼ同様ながら、この日は天候に恵まれたため予定どおり床での会食(鳥水炊き)としました。5名で一つのお鍋を用意いただき、仲居さんがつきっきりでのご接待を受けました。食事が終わりに近づいた頃、情報センターの松井薫氏から江戸時代の京都での火事の話、家の中での「鳥」がつく言葉についてなど面白いお話を伺い、最後に一日目と同じく松村会長からエリザベス女王主催ガーデンパーティーの体験談や身分証明書に関する話題など楽しくお話いただきました。この日は解散が午後8時となりました。皆様、過ぎ行く夏の贅沢なひと時を堪能され、大満足で帰途につかれたように伺っています。床から眺める空は広く、刻々と変化する雲や空の色が美しかったという感想をたくさんいただきました。

床にて
2日目:床にて
会食風景
2日目:会食風景
松井氏のお話
2日目:松井氏のお話