* 沙羅の木は、夏ツバキとも言います。 姫沙羅は、その小型版です。 * 冬場は、このように樹形と冬芽を楽しみます。 初夏には真っ白い花(一日花です)を、また秋には紅葉も楽しめます。 * この時季は特に、赤みを帯びたつややかな幹肌の美しさを楽しむのですが、 そのためには、鑑賞前に幹肌を歯ブラシでこすって、薄皮を剥がします。 * 枝先で銀色に輝く冬芽は、比較的大きいので、 このあいだ「花の蕾ですか?」と聞いた人がありました。 これから春になるにつれて膨らみ始め、やがて黄緑色の柔らかな葉を広げます。 * 木を鉢の真ん中ではなく、少し左奥にずらせ、手前を空けてあるのは、 空間的な広がりをもたせて、 自然の野山にあるが如く感じられるようにしてあるのです。 (鉢の真ん中にあると、いかにも「鉢植え」です、と思えるでしょ) * さて、次は何が出てきますかお楽しみに。
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