* 黄梅(おうばい)は、梅という字が付いていますが、梅の一種ではありません。 花は黄色の一重小輪で、香りはありません。 * 盆栽の場合は、小さな木のように作りますが、 一般的には長く伸びた枝がなびいたように(雪柳みたいに)育ちます。 公園などで、繁茂しているのをよく見かけます。 * 写真の黄梅は、挿し木をしてから15年近くになりますが、 幹の太さは、まだ太めの鉛筆くらいで、なかなか太くなりません。 * 先日、7、8分咲きくらいの別の黄梅の鉢を庭に出しておいたら、 その翌朝、見事に花はすべてなくなっていました。 * 犯人はヒヨドリです。 ヒヨドリは、南天や海棠(かいどう)の赤い実だけが好物ではないようで、 うっかりしていると、黄梅の花はすぐに餌食になってしまいます。 * 左の小さな鉢には苔が入っています。 ちょうど日本酒の杯くらいの大きさの鉢は愛好家の方が手作りされたものです。 鉢は底部に穴があいていないといけないので、 実際の杯では代わりになりませんので、念のため。 * さて、次は何が出てきますかお楽しみに。
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