* 淡いピンク色の花は、桜と見間違う方も多いようです。 花が咲く時期も、ちょうど染井吉野と同じ頃か、その少し前です。 * 京都では、杏の花を見たことのない人も多いようですが、 信州へ行くと、そこここにある大変ポピュラーな木です。 * 「杏の里」と呼ばれている長野県更埴市では、 4月中旬に、一面の杏が満開になり、それは見事な美しさです。 * 初夏になり、オレンジ色に大きく育った実は、 アクが強いので、生では食べない方が良いようです。 縦半分に割って、形を崩さないようにコンポートにし、 ヨーグルトやコーンフレークと一緒にいただきます。 煮くずれたものは、そのまま煮詰めて、ジャムにします。 * その時に取り出した種は、一旦乾かしてから、 氷砂糖とホワイトリカーで漬け込み、杏仁酒にします。 * 中華料理のデザート、杏仁豆腐は、 杏の種のエキスが入っているもので、独特の甘い香りがしますが、 残念ながら、杏の花は、ほとんど香りがありません。 * さて、次は何が出てきますかお楽しみに。
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