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京町家友の会

10月勉強会「町家カフェを考える」に参加して


ホブソンズ四条富小路店

 先日、京町家友の会の「町家カフェを考える」勉強会に参加した。当日の内容に関しては、すでに再生研の10月例会報告に詳細があるのでそちらのホームページをご覧いただくことにして、当日感じたことと、友の会の今後について感じていることを述べたいと思う。

 講師の藤井芽衣さんは現在京都市役所に勤務され、京都市の都市計画に関係する部署に勤務されており、宗田先生の教え子であるそうだ。大学の卒論として最近のカフェについて調査され、宗田先生もその指導に当たられた旨の紹介があった。意見交換時には先行研究をされた当事者の方も参加されていて、先行研究された方からは、ご自分が研究していた当時のことを踏まえて、現在どのような状況なのか質問されており、新旧の京都のカフェ文化の比較などが語られて、京都のカフェ文化の変遷を垣間見ることができたような気がした。意見交換時のやりとりがとても興味深く「今の若者もなかなかやるな」若い人の講話をきくこともなかなか良いものだというのが率直な印象であった。

 最近、京町家友の会の若い会員が少ないような気がしている。友の会自体(平成12年)立ち上げから十数年経過しているので当然のことなのであろうが、友の会の若返りが今後の会の運営に必要な気がしている。昨年、松村前会長、事務局の山田公子さんが退任され、友の会も世代交代が必要になっているのかもしれない。では、具体的に何を行えばよいのか提案があればよいのだろうが、特に浮かんでいないのが悩ましいところである。

 「京町家友の会、幹事の山田です。」と突然の電話、「ご無沙汰しております。」(当方は山田公子さんと勘違い)「前の事務局の山田さんでない方の山田です。」とのやりとりから、2回目の京町家通信への投稿となった。「町家カフェを考える」勉強会と意見交換会での新旧研究者間のやりとりにそのヒントがあるのではないかとも思っている。組織を活性化するには、多様な年代の会員が所属していることが必要なのではと感じている。京町家友の会の活性化について、他の会員からのアイデアが事務局へ寄せられることを期待したい。

[再生研・作事組がお手伝いしたさまざまな町家カフェ]

マーブルカフェ

あるとれたんと

セカンドハウス

10月勉強会
(再生研10月例会)
日時 10月26日(日)14時から17時
場所 ホブソンズカフェ 四条富小路店 2階
講師 藤井芽衣氏(京都市役所)

〈森 淳一(京町家友の会)〉