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はじめに京町家再生研究会京町家作事組京町家友の会京町家情報センター
京町家再生研究会 活動報告

■2007年総会報告

日時:平成19年5月12日(土)
場所:長江家

 今年も五月の例会に先立ち、平成19年度の総会が開かれました。平成18年度事業報告及び収支決算書承認、平成19年度事業計画及び予算案承認、役員改選が行われました。
本年度の具体的な事業内容として以下の計画が挙げられました。
■調査研究への取組み
○制度に関わる研究(町家の保全・安全、新築を見据えた法制度の検討、改修ガイドラインの作成)
○祇園祭山鉾調査、軸組の設計監理
○資金に関する研究(京町家の不動産証券化の検証、資金調達のより効果的なシステムのための研究会の継続)
○祇園祭八幡山町会所改修計画
○地域の取組み(明倫学区まちづくり委員会との連携、地域の町家とその環境についての調査協力)
■交流・活動の連携
○第2回全国町家再生交流会(全国での取組みとのネットワーク、京都の町家再生を多くの居住者に伝える仕組みの再検討)
○設計施工交流会(建築工業協同組合 京都府建築士会との勉強会)
○京都市内で活動する関連団体とのネットワークの強化
■情報発信
○ニュースレターの発行、HPの充実
○シンポジウムの開催

■2007年5月例会報告

「京都市の新景観政策について」

日時:平成19年5月12日(土)
場所:長江家
 5月の例会では、京都市副市長の毛利信二氏をお招きし、京都市の新景観政策について、今までの景観行政を振り返りながら、今年の9月から施行される条例の概要をお聞きしました。その具体的な内容だけにとどまらず、ご自身の京都への想い、条例制定に至る行政内での検討の経過や、業界団体との討議の経緯も率直に御伝え頂くことが出来ました。新しい建築物へ向かう新条例の効果だけではなく、町家そのものの保全再生へ向けた景観重要建造物指定や町家ファンドの運用の拡大、充実を目指す方向も語られました。議論を待ち望みながら政策の柔軟な運用を目指す姿勢、今後の京都都心部での自動車交通への取り組みの課題や展望についてもお伺いできました。再生研の参加者からは今後の官民のパートナーシップの課題、伝統構法の適法化と町家の再生産の展望についても意見が上がりました。


■懇親会報告

懇親会
日時:平成19年5月12日(土)
場所:太郎屋
 例会の後、今年も懇親会が開かれました。毛利副市長も参加し、例会でのテーマがお酒を交えながら楽しく広がっていきました。

過去の活動報告