今年最後の例会は、平成20年10月に新たにごはん処として営業をはじめられた矢尾定さんを訪れました。矢尾定さんの町家は仕出しのお店として使われていたのですが、お商売を大きくされたため、しばらくはお使いになられていませんでした。
　 友の会会員でもある社長は祇園祭大船鉾のお囃子にも熱心で、最近はこの町家からお囃子が聞こえたりして、町家の再生もお考えのようでした。
　今回は設計を担当した木下龍一さんから、今回の町家の様子、工事の進め方などを伺い、あわせて施主　佐々木社長からもいろんなお話をうかがうことが出来ました。

　また、11月に開かれたニューヨークでの京町家シンポジウムについても、参加した小島事務局長からの報告がありました。
　例会終了後、忘年会をひらき、和やかに今年一年の活動を納めました。