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京町家情報センター
現況報告

 京町家情報センターも発足から1年を迎えようとしています。最近は、町家をお持ちの方からの相談が少しずつ増えてきております。先日も、「空家になったのでこのまま放っておけないし、壊して駐車場にでもしようと思っているのだけど最近は町家に住みたい人もいるみたいなので」、と声をかけていただき、相談の結果、「こんなんでも借りるという人がいるのなら、貸してみようか」ということになりました。持ち主は「傾いているし、トイレも外だし、風呂はないし、住みにくい壊れかけの家」と思っておられましたが、価値基準の違う人から見れば、「平格子のシルエットもきれいだし、作業場がとれて居住空間ともつながっていて、なによりもまちなかであこがれの京町家に住める!」となります。住みたいと思うかどうかは、借りる人の決めること。案の定、この物件には案内してほしいという依頼が殺到しました。
 ただ、この逆のケースもあります。持ち主が最近は「町家が金になる」という思いから相談に来られると、賃貸でも売りでもなかなかいいマッチングが出来ずに、時間ばかりがズルズルと過ぎていくという傾向にあります。間に入る不動産業者のほうも「値打ちを認める=金額を上げる」としがちですが、町家の価値というのはお金という尺度と相容れない(というか、全く別の)価値基準で測られるものだと思います。京町家を評価する別のわかりやすい尺度が作れないものでしょうか。
松井薫(情報センター事務局長)

オーナー登録数 20/ユーザー登録数 186/物件登録数 73/契約件数 8
(03年2月10日現在)
過去の報告