事務局覚え書き
　あけましておめでとうございます。今年もどうぞ宜しくお願い致します。本年もひとつでも多くの町家が残り、次の世代に繋げていけるように努力いたします。
　最近の相談の中で、アーティスト関係団体のご相談も多く出てきているような気がします。今までも作家さん個人からの町家探しの相談はありましたが、アーティスト支援としての町家活用の相談があります。京都市でも京都の大学で育つアーティストの卵たちを応援し、活躍の場を京都で増やそうという動きが増えてきているようです。京都市からご相談いただき、動いている事例もあります。
　これも新しい世代へ繋ぐ種まきとしてひとつの動きにもなると思います。若い世代がもっと町家を感じ、それによりいつか芽が出てまた何かが始まり繋げられていく。その中でも、京町家に受け継がれる文化というものも忘れずに大切に繋ぐ気持ちというものをきちんと繋いでいけたらと思います。