![]() ※「京の菓子暦」は、平成14年(〜15年)の取材記事です。
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![]() ◆着せ綿(きせわた) ![]() 中国には「菊水信仰」があります。山の奥に咲く菊が川に流れて、その菊のエキスを含んだ水を飲むと、邪気を払い寿命を延ばすというものです。そこから生まれたのが「着せ綿」です。菊の上に真綿をのせて、菊の露を含んだその綿で体を拭くとよいとされているのです。そんな「着せ綿」をお菓子にすると、赤い菊の花の上に真っ白いふわふわとした綿がのり、こんな愛らしい形になりました。 |
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◆秋の生菓子 季節の生菓子には、それぞれに風情ある名前が付いています。 九月の「実り」は、栗のいがが、まだ緑色をしていますが、十月になると、茶色になって供されます。
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◆おはぎ ![]() |
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![]() 「一からの手作り」にこだわり、「品の良い甘さ」の「おはぎ」は、お客さまによっては「これは和菓子ですね」とおっしゃるそうです。『「おはぎ」で商わせてもらってるのだから、ご家庭で作られるものと同じではダメですよね。やはり、それ以上のものを作るという「こだわり」を大切にしています』と、四代目の頼もしいお言葉です。 |
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協力:大極殿本舗・六角店「栖園」 京都市中京区六角通高倉東入る南側 「今西軒」 京都市下京区揚梅通諏訪町西南角 (五条烏丸西入る一筋目下る) |
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